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未経験でインフラエンジニアに転職するには?3つのポイントまとめ

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ITインフラの設計を含む多くの仕事を担当するインフラエンジニア。

そのため、「未経験での転職は難しいのでは?」という人もいるでしょう。ただ、実際には未経験の求人も多々あり、重要なのは転職に向けたポイントを踏まえることです。

相応のスキルを身につけ、効率的に転職活動ができれば、インフラエンジニアとしてのキャリアをスタートさせることができます。
 

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この記事に記載の情報は2021年03月30日時点のものです

インフラエンジニアとは?


インフラエンジニアとは、ITインフラ関連の仕事を担当する技術者のことです。基本的には、『設計』『構築』『運用保守』という3つの仕事を担当します。
 
設計では、システムを稼働させるにあたって必要なネットワークの設計書を作成します。どのような機器が必要になるのかという点も含め、細かく検討しなくてはなりません。

構築では、作成した設計書をもとに、具体的な構築の作業を行います。機器を調達して実際に接続したり、テストを行い、問題なく稼働するかどうか確認したりする重要な仕事です。

運用保守では、完成したITインフラが継続的かつ問題なく稼働しているかどうかをチェックします。もし、稼働の過程で問題が発生すれば、速やかに原因を突き止めた上で、復旧作業をしなくてはなりません。

設計から運用保守まで携わるITインフラエンジニアは、とても重要なポジションであり、技術者として広範囲の業務を担当する非常に魅力的な仕事です。
 

インフラエンジニアに必要なスキルとは

インフラエンジニアとして多くの業務を担当するなら、必要なスキルも多くなります。そこで、最低限必要な3つのスキルについてご説明します。
 

ネットワークに関する知識

ネットワークの設計をするにあたり、ネットワークの知識は必要不可欠です。LANやWANはもちろんのこと、WWWサーバーなどのインターネット関連の知識も持っておく必要があります。ネットワークの仕組みを理解できていることが大前提ということです。
 

分析力・課題解決力

インフラエンジニアとして仕事をするためには、分析力・課題解決力も必要不可欠。ITインフラを運用していく過程でトラブルが発生した場合、何の対処もできないようでは問題です。
 
また、仮に対処できたとしても、そのために長い時間がかかるようでは、被害がどんどん拡大してしまいます。したがって、トラブルの原因を速やかに分析し、直ちに解決をしなければなりません。

トラブルが発生してもすぐ対応できるよう、常日頃からさまざまなリスクを想定しておくことが大切です。
 

コミュニケーションスキル

ITインフラの開発は、一人でできるものではありません。多くの人員が必要になります。開発に携わる人たちと綿密に連携を取り、円滑に業務を進めていくためのコミュニケーションスキルが必要となるのです。

また、ITインフラを形にしていく上で、顧客の要望を正確に汲み取る必要があります。そうした意味でもインフラエンジニアには、コミュニケーションスキルが必要と言えるでしょう。
 

未経験でも転職は可能?


ITインフラエンジニアの場合は、多くのスキルが必要ということもあり、未経験での転職をためらう人も多いです。では、実際はどうなのでしょうか。
 

未経験OKな求人は多数ある

ITインフラエンジニアの求人については、経験者採用が多いです。すでに経験や技術を持っている人を採用したいという考え方ですね。
その一方で、未経験OKな求人も存在します。

そのため、未経験であっても、ITインフラエンジニアとしてのキャリアをスタートさせられる可能性はあるのです。
 

年齢がネックになるケースも

企業がITインフラエンジニアの未経験枠を設けている場合、年齢制限があるケースもあります。例えば、『25歳以下のみ応募可』というような感じです。

未経験者を採用する場合、年齢が若い方がスキルやノウハウの吸収という点では分があります。また、給与面でも年齢が高い方が高額になるので、企業側も採用を避けがちです。

したがって、未経験にもかかわらず、現時点で40代や50代という場合、ITインフラエンジニアに転職することは難しいかもしれません。

【関連記事】
20代ITエンジニアが転職をするときに知っておきたい知識
40代ITエンジニアの転職事情と対策|35歳限界説は本当か
 

未経験でインフラエンジニアへの転職を目指す上でのポイント


未経験でも応募できるケースはありますが、何の準備もせずに応募しても、採用される可能性は低いですし、仮に採用されたとしても、その後にとても苦労することになります。

そこで、転職にあたって必要なポイントを解説します。

ネットワークに関する知識を身につける

ITインフラエンジニアとして仕事をする上では、ネットワークに関する広い知識が必要となります。そのため、インフラエンジニアに転職する前に、ネットワークの知識は身につけておくべきです。

もちろん、入社後の研修過程でも勉強していくことになりますので、ネットワーク関連の全ての範囲を網羅する必要はありません。しかし、基礎的な部分については理解しておいた方がよいでしょう。

ネットワークに関する基礎的な知識を身につける方法としては、参考書を購入して独学で勉強する、ITスクールでカリキュラムを受講するなどが挙げられます。
 

専門的な資格の取得

希望する職種に関連する資格を持っていれば、採用される可能性は高くなります。面接で知識があることをアピールする際に、資格を持っていれば説得力が増すからです。

ITインフラエンジニアを目指すのであれば、ネットワーク系の資格である『CCNA』や、サーバー系の資格である『LPIC Level1』などを取得するとよいでしょう。

【関連記事】IT業界の転職に有利な資格と無駄な努力を避けるための必須知識
 

転職エージェントの活用

インフラエンジニアへの転職を目指すにあたっては、転職エージェントを活用することをおすすめします。専任の担当者についてもらえれば、自分の希望条件にピッタリの求人を用意してもらうことができますし、履歴書の刷新や面接対策もしてくれます。

一個人で活動をするのと比べて、転職成功率も上がるはずです。

ただし、転職エージェントによって、求人数やサービス内容に違いがあります。インフラエンジニアの転職の場合は、IT系に強い転職エージェントを選んだ方がよいでしょう。
 
【関連記事】
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まとめ

インフラエンジニアの仕事は、表に出てこない業務も多いですが、社会的な意義も大きく、高額な報酬をもらえるケースも多々あります。

しかし、その分多くのスキルを必要としますので、未経験での転職となると簡単ではありません。資格の取得や、転職エージェントを活用するなどして、少しでも成功の可能性を高めていきましょう。

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